歴史

文学

『梅雨将軍信長』新田次郎

1979年11月25日に第一刷が発行。新潮文庫。444ページ。気象や数学、山岳などを盛り込んだ9編の物語がまとめられた歴史短編小説集。解説は、文芸評論家の尾崎秀樹。
文学

『芙蓉の人』新田次郎

2014年6月10日に新装版として第一刷が発行。文春文庫。283ページ。1895年、富士山頂にて気象観測をするため、小屋を設けて籠もった野中到と妻・千代子の命を賭けた物語。
ビジネス

『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』森功

2021年1月15日に第一刷が発行。幻冬舎。ハードカバー。323ページ。新潮社の編集者として活躍した齋藤十一に関連した評伝。新潮社の成り立ちの詳細をはじめ、山崎豊子や小林秀雄、太宰治、三島由紀夫など、さまざまな昭和の文豪たちも登場する。
文学

『血の日本史』安部龍太郎

1993年8月25日に第一刷が発行。新潮文庫。624ページ。日本の通史を基にした連作の時代小説。527年の“筑紫国造・磐井、征神羅軍を阻み叛乱”の「大和に異議あり」から、1877年の“西南戦争起こり隆盛自刃、翌年の大久保利通暗殺”の「俺たちの維新」までの歴史的事項を、それぞれ短編に仕上げてある短編集。1990年12月に刊行した単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。
ビジネス

『働き方の損益分岐点』木暮太一

2018年4月19日に第一刷が発行。講談社+α文庫。312ページ。副題的に題名の前に「人生格差はこれで決まる」と付く。前半はマルクスの『資本論』をベースにして労働者の状況を、後半は働き方や生き方について解説した本。
歴史

『昭和16年夏の敗戦』猪瀬直樹

2010年6月25日に第一刷が発行。中公文庫。283ページ。日米開戦の直前の夏に、若手エリートたちがシミュレーションした戦争の経過と結論は、実際とほぼ同じだったという実話を主軸にしたノンフィクション作品。巻末には、評論家の勝間和代との対談も。
ビジネス

『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?』猪瀬直樹

2007年8月10日に第一刷が発行。文春文庫。205ページ。現代と同じ人口減少の社会と向き合った二宮金次郎の生涯を追いながら、その解決策を模索するノンフィクション作品。副題は「人口減少社会の成長戦略」。解説は文化人類学者の船曳建夫。
ビジネス

『こころの王国』猪瀬直樹

2008年1月10日に第一刷が発行。文春文庫。313ページ。秘書・佐藤碧子の視点で描かれた菊池寛の評伝小説。副題は「菊池寛と文藝春秋の誕生」。巻末には、猪瀬直樹と、井上ひさし、久世光彦とのそれぞれの対談も。
ビジネス

『マガジン青春譜』猪瀬直樹

2004年9月10日に第一刷が発行。文春文庫。438ページ。川端康成と大宅壮一の若き日を描いた青春評伝。副題は「川端康成と大宅壮一」。巻末には、猪瀬直樹と作家・井上ひさしとの対談も。
文学

『流れる星は生きている』藤原てい

1976年2月10日に第一刷が発行。中公文庫。302ページ。夫と引き裂かれながらも、満州から子供三人と共に日本へと引き揚げて来た女性・藤原てい。その悲運と苦難が刻まれた戦後ノンフィクション作品。1949年5月に日比谷出版社から単行本として刊行。