歴史

文学

『算法少女』遠藤寛子

2006年8月10日に、ちくま学芸文庫から第一刷が発行。263ページ。算法の得意な少女が、ちょっとした出来事から、一躍注目を浴びる。それに伴う上方算法と関流算法の対立による騒動。江戸時代を舞台にした歴史物語。
文学

『うたの心に生きた人々』茨木のり子

1994年9月21日に第一刷が発行。ちくま文庫。295ページ。詩人・茨木のり子が、与謝野晶子、高村光太郎、山之口貘、金子光晴といった4人の詩人を解説。1967年11月に、さ・え・ら書房より刊行されたものを文庫化。
文学

『詩のこころを読む』茨木のり子

1979年10月22日に第一刷が発行。岩波ジュニア新書。220ページ。現在まで増刷が続く、隠れた名著。詩人や詩についての紹介と考察がまとめられている。
文学

『山口青邨の世界』古舘曹人

1991年6月5日に第一刷が発行。梅里書房。109ページ。ハードカバー。127mm×188mm。四六判。昭和俳句文学アルバムシリーズの第31巻。複数の執筆者が参加し、古舘曹人が編集者。俳人・山口青邨の生涯を豊富な各種の画像と共に、200句の俳句も紹介している作品。
文学

『アラスカ物語』新田次郎

1980年11月25日に第一刷が発行。新潮文庫。409ページ。1868年に宮城県石巻に産まれた安田恭輔。アメリカに渡り、エスキモーの女性と結婚。後に、アラスカのモーゼと呼ばれたフランク安田の生涯を描いた伝記小説。解説は、文芸評論家の尾崎秀樹。
文学

『強力伝・孤島』新田次郎

1965年7月30日に第一刷が発行。新潮文庫。259ページ。直木賞受賞作「強力伝」をはじめとする初期の作品を集めた短編集。解説は、ドイツ文学者で文芸評論家の小松伸六。
文学

『槍ヶ岳開山』新田次郎

1977年7月25日に第一刷が発行。文春文庫。365ページ。槍ヶ岳に初登攀した修行僧・播隆上人の生涯を描いた伝記小説。解説は、文芸評論家の武蔵野次郎。
ビジネス

『小説に書けなかった自伝』新田次郎

2012年6月1日に第一刷が発行。新潮文庫。289ページ。新田次郎の様々な内面が描かれたエッセイ集。気象庁での昼間の仕事、帰宅後の小説の執筆についてなどの労苦などが素直な文体で書かれた随筆がまとめられている。妻・藤原てい、次男・藤原正彦の文章も掲載。
文学

『劒岳<点の記>』新田次郎

2006年1月10日に新装版の第一刷が発行。文春文庫。407ページ。1906年に測量官の柴崎芳太郎に未踏とされていた劒岳山頂への登頂と測量の命令が下る。その登頂と測量を描いた山岳小説。
文学

『梅雨将軍信長』新田次郎

1979年11月25日に第一刷が発行。新潮文庫。444ページ。気象や数学、山岳などを盛り込んだ9編の物語がまとめられた歴史短編小説集。解説は、文芸評論家の尾崎秀樹。