新田次郎

文学

『アラスカ物語』新田次郎

1980年11月25日に第一刷が発行。新潮文庫。409ページ。1868年に宮城県石巻に産まれた安田恭輔。アメリカに渡り、エスキモーの女性と結婚。後に、アラスカのモーゼと呼ばれたフランク安田の生涯を描いた伝記小説。解説は、文芸評論家の尾崎秀樹。
文学

『流れる星は生きている』藤原てい

1976年2月10日に第一刷が発行。中公文庫。302ページ。夫と引き裂かれながらも、満州から子供三人と共に日本へと引き揚げて来た女性・藤原てい。その悲運と苦難が刻まれた戦後ノンフィクション作品。1949年5月に日比谷出版社から単行本として刊行。
文学

『孤高の人』新田次郎

1973年2月27日に第一刷が発行。新潮文庫。上下巻。単独行で有名な社会人登山家の加藤文太郎の生涯を描いた山岳小説。1969年5月に刊行した上下巻の単行本を文庫化したもの。
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『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』森功

2021年1月15日に第一刷が発行。幻冬舎。ハードカバー。323ページ。新潮社の編集者として活躍した齋藤十一に関連した評伝。新潮社の成り立ちの詳細をはじめ、山崎豊子や小林秀雄、太宰治、三島由紀夫など、さまざまな昭和の文豪たちも登場する。
文学

『小説に書かなかった話』新田次郎

1988年1月20日に第一刷が発行された光文社文庫『小説に書かなかった話』。2007年3月1日に電子書籍版を発行。198ページ。新田次郎のエッセー集。副題は「武田信玄ほか」。 「歴史・文学」「登山」「自然」「故郷」といった4つのテーマで構成された新田次郎のエッセイ集。
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『小説に書けなかった自伝』新田次郎

2012年6月1日に第一刷が発行。新潮文庫。289ページ。新田次郎の様々な内面が描かれたエッセイ集。気象庁での昼間の仕事、帰宅後の小説の執筆についてなどの労苦などが素直な文体で書かれた随筆がまとめられている。妻・藤原てい、次男・藤原正彦の文章も掲載。
文学

『岩壁の掟・偽りの快晴』新田次郎

1975年5月30日に第一刷が発行。新潮文庫。380ページ。長編1編、短編5編の合計6編が、まとめられた山岳小説の作品集。解説は、文芸評論家の大河内昭爾。
文学

『劒岳<点の記>』新田次郎

2006年1月10日に新装版の第一刷が発行。文春文庫。407ページ。1906年に測量官の柴崎芳太郎に未踏とされていた劒岳山頂への登頂と測量の命令が下る。その登頂と測量を描いた山岳小説。
文学

『梅雨将軍信長』新田次郎

1979年11月25日に第一刷が発行。新潮文庫。444ページ。気象や数学、山岳などを盛り込んだ9編の物語がまとめられた歴史短編小説集。解説は、文芸評論家の尾崎秀樹。
文学

『強力伝・孤島』新田次郎

1965年7月30日に第一刷が発行。新潮文庫。259ページ。直木賞受賞作「強力伝」をはじめとする初期の作品を集めた短編集。解説は、ドイツ文学者で文芸評論家の小松伸六。