文学安部龍太郎『血の日本史』あらすじ・感想 1993年8月25日に第一刷が発行。新潮文庫。624ページ。日本の通史を基にした連作の時代小説。527年の“筑紫国造・磐井、征神羅軍を阻み叛乱”の「大和に異議あり」から、1877年の“西南戦争起こり隆盛自刃、翌年の大久保利通暗殺”の「俺たちの維新」までの歴史的事項を、それぞれ短編に仕上げてある短編集。1990年12月に刊行した単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。文学歴史
文学隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』あらすじ・感想 1994年9月1日に発行。新潮文庫。上下巻。上巻が341ページ。下巻が343ページ。未完。『葉隠』を基にした時代小説。1990年2月に新潮社から単行本として発売されたものを文庫化。解説は縄田一男。文学歴史
文学歴史読本・編集部『隆慶一郎を読む』要約・感想 2010年10月22日に第一刷が発行。『歴史読本』編集部。新人物往来社。319ページ。ソフトカバー。148mm×210mm。A5判。歴史時代小説を数多く残した作家・隆慶一郎のすべてをまとめた著作。交流のあった文芸評論家から長女の羽生真名、またさまざまな作家たちの文章も掲載されている。文学歴史
文学隆慶一郎『一夢庵風流記』あらすじ・感想 1991年9月25日に発行。新潮文庫。564ページ。かぶき者・前田慶次郎を主人公とした長編時代小説。漫画『花の慶次 ―雲のかなたに―』の原作。1989年に読売新聞社から刊行された単行本を文庫化したもの。文学歴史
文学隆慶一郎『影武者徳川家康』あらすじ・感想 1993年8月25日に発行。新潮文庫。上中下巻。上巻が639ページ、中巻が564ページ、下巻が535ページ。徳川家康の影武者が活躍する時代小説。解説は、文芸評論家の縄田一男。1989年5月に新潮社から上下巻の単行本として発行されたものを文庫化。文学歴史
文学隆慶一郎『かくれさと苦界行』あらすじ・感想 1990年9月25日に発行。新潮文庫。450ページ。『吉原御免状』の続編となる剣豪時代小説。主人公・松永誠一郎と裏柳生との熾烈な戦い。1987年12月に新潮社から刊行された単行本の文庫化したもの。解説は文芸評論家の縄田一男。文学歴史
文学隆慶一郎『捨て童子・松平忠輝』あらすじ・感想 1992年11月15日に上巻の第一刷が発行。講談社文庫。上・中・下巻の全三巻。上・中・下巻の全三巻。上巻が345ページ。中巻が357ページ。下巻が331ページ。徳川家康の六男である松平忠輝が主人公の時代小説。1989年11月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。文学歴史
文学隆慶一郎『花と火の帝』あらすじ・感想 1993年9月15日に第一刷が発行。講談社文庫。講談社文庫。上下巻。上巻は428ページ。下巻は426ページ。後水尾天皇を主人公とした朝廷と江戸幕府の対立を描いた未完の長編時代小説。1990年1月に日本経済新聞社から刊行された単行本を文庫化したもの。解説は担当編集者の浦田憲治、文庫版解説は文芸評論家の縄田一男。文学歴史
文学隆慶一郎『見知らぬ海へ』あらすじ・感想 1994年9月15日に第一刷が発行。講談社文庫。300ページ。海の武将・向井正綱を描く未完の時代小説。「隆慶一郎とフランス文学」というタイトルで隆慶一郎の娘・羽生真名の文章もある。1990年10月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説及び付記は文芸評論家の縄田一男。文学歴史
文学隆慶一郎『駆込寺陰始末』あらすじ・感想 1992年4月20日に第一刷が発行。光文社文庫。211ページ。鎌倉の東慶寺を舞台にした連作時代小説。1990年2月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。文学歴史