縄田一男

文学

『血の日本史』安部龍太郎

1993年8月25日に第一刷が発行。新潮文庫。624ページ。日本の通史を基にした連作の時代小説。527年の“筑紫国造・磐井、征神羅軍を阻み叛乱”の「大和に異議あり」から、1877年の“西南戦争起こり隆盛自刃、翌年の大久保利通暗殺”の「俺たちの維新」までの歴史的事項を、それぞれ短編に仕上げてある短編集。1990年12月に刊行した単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。
文学

『捨て童子・松平忠輝』隆慶一郎

1992年11月15日に上巻の第一刷が発行。講談社文庫。上・中・下巻の全三巻。上・中・下巻の全三巻。上巻が345ページ。中巻が357ページ。下巻が331ページ。徳川家康の六男である松平忠輝が主人公の時代小説。1989年11月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。
文学

『かくれさと苦界行』隆慶一郎

1990年9月25日に発行。新潮文庫。450ページ。『吉原御免状』の続編となる剣豪時代小説。主人公・松永誠一郎と裏柳生との熾烈な戦い。1987年12月に新潮社から刊行された単行本の文庫化したもの。解説は文芸評論家の縄田一男。
文学

『死ぬことと見つけたり』隆慶一郎

1994年9月1日に発行。新潮文庫。上下巻。上巻が341ページ。下巻が343ページ。未完。『葉隠』を基にした時代小説。1990年2月に新潮社から単行本として発売されたものを文庫化。解説は縄田一男。
文学

『影武者徳川家康』隆慶一郎

1993年8月25日に発行。新潮文庫。上中下巻。上巻が639ページ、中巻が564ページ、下巻が535ページ。徳川家康の影武者が活躍する時代小説。解説は、文芸評論家の縄田一男。1989年5月に新潮社から上下巻の単行本として発行されたものを文庫化。
文学

『一夢庵風流記』隆慶一郎

1991年9月25日に発行。新潮文庫。564ページ。かぶき者・前田慶次郎を主人公とした長編時代小説。漫画『花の慶次 ―雲のかなたに―』の原作。1989年に読売新聞社から刊行された単行本を文庫化したもの。
文学

『鬼麿斬人剣』隆慶一郎

1990年4月25日に第一刷が発行。新潮文庫。358ページ。名刀工の弟子を主人公とした時代小説。師匠が不本意ながら仕上げてしまった粗雑な刀を探し求めて、折っていくという内容。1987年5月に新潮社から刊行されたものを文庫化。解説は、文芸評論家の縄田一男。
文学

『かぶいて候』隆慶一郎

1993年12月20日に第一刷が発行。集英社文庫。221ページ。時代小説2編、エッセイ1編、文芸評論家・縄田一男との対談1編、縄田一男の解説2編が収録。1990年5月に実業之日本社から刊行された単行本を文庫化したもの。
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『駆込寺陰始末』隆慶一郎

1992年4月20日に第一刷が発行。光文社文庫。211ページ。鎌倉の東慶寺を舞台にした連作時代小説。1990年2月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説は、文芸評論家の縄田一男。
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『見知らぬ海へ』隆慶一郎

1994年9月15日に第一刷が発行。講談社文庫。300ページ。海の武将・向井正綱を描く未完の時代小説。「隆慶一郎とフランス文学」というタイトルで隆慶一郎の娘・羽生真名の文章もある。1990年10月に刊行された単行本を文庫化したもの。解説及び付記は文芸評論家の縄田一男。