
原田宗典(はらだ・むねのり、1959年~)のおすすめ本12選!
初心者も楽しめる傑作小説・エッセイを厳選独特のユーモアと軽妙洒脱な文体で、多くの読者を魅了し続ける作家、原田宗典。
その作品は、日常に潜むおかしみや、ふとした瞬間に訪れる人生の哀歓を絶妙に切り取ります。
しかし、いざ読んでみようと思っても「たくさんありすぎて、どの本から手をつければいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな原田宗典作品の初心者に向けて、まず読んでほしいおすすめの本を厳選してご紹介。
心温まるエッセイから、奇妙で癖になる小説まで、あなたの本棚に新たな一冊を加えるきっかけとなるはず。
原田宗典の世界への扉を開く、必読の12冊です。
1. 『メメント・モリ』原田宗典
おすすめのポイント
著者自身のうつ病との闘病生活を、赤裸々かつユーモラスに綴ったノンフィクション・ノベル。
重いテーマながら、持ち前の軽快な筆致で描かれるため、不思議と暗さを感じさせません。
「死を想え」というタイトルに込められた、生きることへの力強いメッセージが胸を打つ、原田宗典を語る上で欠かせない代表作です。
生きづらさを感じた時に、きっと心を軽くしてくれるおすすめの本。
次のような人におすすめ
- 心の葛藤や生きることの意味について考えたい人
- ノンフィクションや、実体験に基づいた物語が好きな人
- シリアスなテーマをユーモアと共に描く作品に触れたい人

2. 『スメル男 新装版』原田宗典
おすすめのポイント
ある日突然、自分の体から強烈な異臭を放つようになった男の逃走劇を描く、奇想天外な長編小説。
本人はその臭いに気づいていないという不条理な設定から、物語は予測不能なパニックと冒険活劇へと発展します。
原田宗典の真骨頂である「普通に見えて、どこかおかしい」世界観が炸裂する、一度読んだら忘れられない強烈な一冊。
その独特なユーモアのセンスに初めて触れる初心者にもおすすめです。
次のような人におすすめ
- シュールでブラックな笑いが好きな人
- 奇想天外な設定のエンターテイメント小説を読みたい人
- 日常が非日常に変わる、ジェットコースターのような物語が好きな人
3. 『何者でもない』原田宗典
おすすめのポイント
何者かになりたいと願いながらも、何者にもなれない焦燥感の中でもがく青年たちの姿を描いた自伝的青春小説。
1980年代の空気を背景に、若者特有の自意識や無力感、そして未来への漠然とした希望がリアルに描かれています。
普遍的なテーマを扱っており、世代を問わず多くの読者の共感を呼ぶ、青春小説のおすすめ傑作です。
次のような人におすすめ
- 自分の将来や生き方に悩んでいる若者
- 80年代のカルチャーや雰囲気が好きな人
- ほろ苦い青春小説を読んで昔を懐かしみたい大人

4. 『おきざりにした悲しみは』原田宗典
おすすめのポイント
2024年に刊行された、ファン待望の長編小説。
人生の様々な局面で誰もが経験するであろう「おきざりにしてきた悲しみ」に静かに寄り添う物語です。
円熟味を増した筆致で、喪失と再生、そして人と人との繋がりを丁寧に描き出します。
近年の原田宗典の到達点ともいえる作品で、昔からのファンはもちろん、深い感動を求める読書初心者にもおすすめします。
次のような人におすすめ
- 人生の哀歓を描いた、静かで心に沁みる物語を読みたい人
- 大切な何かを失った経験を持つ人
- 作家・原田宗典の「今」に触れてみたい人
5. 『どこにもない短篇集』原田宗典
おすすめのポイント
その名の通り、どこにも分類できないような不思議な味わいの物語が詰まった短編集。
現実と幻想の境界を軽やかに行き来するような、ユニークな設定の作品が多く収録されています。
奇妙でありながら、読後にはどこか温かい気持ちが残るのが魅力。
原田宗典の豊かな想像力と、物語作家としての一面を堪能できるおすすめの短篇集です。
次のような人におすすめ
- 少し不思議で、奇妙な味の物語が好きな人
- 固定観念を揺さぶられるような読書体験をしたい人
- 一話完結でサクサク読める短編を探している人

6. 『十九、二十』原田宗典
おすすめのポイント
大人への入り口である「19歳と20歳」という特別な2年間に焦点を当てた青春小説。
恋愛、友情、将来への不安といった、誰もが通り過ぎるであろう季節のきらめきと危うさが、疾走感あふれる文体で描かれています。
『何者でもない』と並ぶ、原田宗典の青春小説の代表作であり、甘酸っぱくも切ない読後感が心に残る必読書です。
次のような人におすすめ
- 青春の甘酸っぱさや切なさを味わいたい人
- 10代、20代の若者、またはその時代を懐かしく思う人
- 登場人物に感情移入しながら物語に没頭したい人
7. 『本家 スバラ式世界』原田宗典
おすすめのポイント
日常の些細な出来事や、ふと感じた違和感を独自の視点で切り取り、ユーモラスに考察するエッセイ集。
その観察眼の鋭さと、物事を面白がる天才的なセンスは「スバラ式」と称され、多くのファンを生み出しました。
原田宗典のエッセイの魅力を知るには最適の一冊で、読めばいつもの日常が少し違って見えるようになる、おすすめの入門書です。
次のような人におすすめ
- 原田宗典のエッセイに初めて触れる人
- くすっと笑える軽い読み物でリフレッシュしたい人
- 日常の中に面白い発見をしたいと考えている人

8. 『はたらく青年』原田宗典
おすすめのポイント
アルバイトに明け暮れる青年の、どこか締まらないながらも愛おしい日々を描いた物語。
働くことの理不尽さや面白さ、そこで出会う個性的な人々との交流が、原田宗典らしい軽快なタッチで綴られます。
社会に出て働くことに期待や不安を感じている人にとって、共感できるポイントが満載。
明日からの仕事が少し楽しみになるような、心温まる一冊です。
次のような人におすすめ
- これから社会に出る、あるいは働き始めたばかりの人
- 仕事やアルバイトでの「あるある」ネタで共感したい人
- ユーモアあふれるお仕事小説が読みたい人
9. 『東京困惑日記』原田宗典
おすすめのポイント
大都会・東京での生活の中で著者が遭遇した、数々の「困惑」を日記形式で綴ったエッセイ集。
満員電車での攻防から、都会人特有のコミュニケーションまで、日常に転がるおかしな出来事を鋭く観察し、笑いに昇華させています。
地方出身者ならずとも「わかる!」と頷いてしまうこと間違いなし。気軽に読めて確実に笑える、おすすめのエッセイです。
次のような人におすすめ
- 都会での生活に疲れやストレスを感じている人
- 観察眼の鋭いユーモアエッセイが好きな人
- 電車の中や休憩時間など、スキマ時間に楽しめる本を探している人

10. 『平凡なんてありえない』原田宗典
おすすめのポイント
「平凡なことなんて、本当はどこにもないんじゃないか?」という視点から、日常に隠された非凡な瞬間を切り取ったエッセイ集。
著者の手にかかれば、見慣れた風景や何気ない会話も、たちまち面白おかしなエンターテイメントに変わります。
物事の捉え方を少し変えるだけで世界はもっと豊かになる、という気づきを与えてくれる一冊。
次のような人におすすめ
- 退屈な毎日に飽き飽きしている人
- ポジティブな気持ちになれる本を読みたい人
- ユニークな視点や発想法に触れたい人
11. 『十七歳だった!』原田宗典
おすすめのポイント
著者の17歳の頃の思い出を綴った、甘酸っぱさ全開の青春エッセイ。
初めての体験、友人との馬鹿げたやり取り、異性への淡い憧れなど、誰もが心のどこかに持っている「17歳」の記憶を鮮やかに蘇らせます。
小説とはまた違う、ストレートな言葉で語られる青春の日々は、読者をノスタルジックな気分に浸らせてくれるでしょう。
次のような人におすすめ
- 自分の青春時代を懐かしく思い出したい人
- エッセイで甘酸っぱい気持ちになりたい人
- 作家・原田宗典のルーツや人柄に興味がある人

12. 『しょうがない人』原田宗典
おすすめのポイント
人間のダメな部分や、ついついやってしまう愚かな行動を「しょうがないなあ」と温かい眼差しで見つめるエッセイ集。
完璧ではないからこそ人間は愛おしく、面白いのだというメッセージが込められています。
読んでいるうちに、自分の欠点や失敗も「まあ、しょうがないか」と受け入れられるような、優しい気持ちにさせてくれる一冊です。
次のような人におすすめ
- 失敗やコンプレックスで落ち込んでいる人
- 人間のダメな部分を愛おしく思うユーモアが好きな人
- 肩の力を抜いて、リラックスしたい気分の人
まとめ:日常が、もっと面白くなる原田宗典の世界へ
ここまで、初心者におすすめの原田宗典作品を12冊、小説からエッセイまで幅広く紹介しました。
シリアスなテーマを扱いながらも希望を描く『メメント・モリ』、奇妙で笑える『スメル男』、そして誰もが共感する青春の葛藤を綴った『何者でもない』。
どの作品にも共通するのは、人間という存在への温かく、そして少しばかり皮肉の効いた眼差しです。
彼の作品を読めば、今まで見過ごしていた日常の風景が、少しだけ違って見えるかもしれません。
どの本から手に取っても、きっとあなたの毎日に新しい彩りと笑いを加えてくれるはず。
さあ、あなたも原田宗典の魅力的な世界に足を踏み入れてみませんか。
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