文学

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『香港・濁水渓』邱永漢

2021年4月25日に第一刷が発行。中公文庫。359ページ。「香港」(1956年)は、故郷を捨てた台湾人が逞しく生きる姿を描いた作品。「濁水渓」(1954年)は、日本統治と中国・国民党の圧政の下で翻弄される台湾人が時代に翻弄される作品。解説は、台湾出身の作家・東山彰良。
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『光圀伝』冲方丁

2015年6月25日に第一刷が発行。角川文庫。上下巻。上巻は520ページ。下巻は502ページ。徳川光圀の激しく鮮烈な生涯を描いた時代小説。2012年8月に刊行した単行本を上下巻に分冊して文庫化。
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『発想法』渡部昇一

1981年11月20日に第一刷が発行。講談社現代新書。242ページ。副題は「リソースフル人間のすすめ」。発想のための下準備、方法、姿勢など具体的な例を挙げながら解説。
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『葉隠入門』三島由紀夫

1983年4月25日に第一刷が発行。新潮文庫。221ページ。三島由紀夫が「葉隠」を解説。後半は「葉隠」の原文と現代語訳の抜粋。解説は、文芸評論家の田中美代子。単行本は、1972年9月に光文社より刊行。
ビジネス

『読書術』加藤周一

1993年2月15日に第一刷が発行。岩波書店。220ページ。読書の方法を細分化して具体的に解説する内容。1962年に光文社から出版された著作を、少しだけ手直ししたものである。
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『人生読本』荻原井泉水

1962年2月10日に第一刷が発行。実業之日本社。245ページ。ハードカバー。127mm×188mm。四六判。荻原井泉水の俳句や日々の考えをはじめ、佐藤一斎や至道無難、松尾芭蕉、小林一茶、良寛などについても語った作品。
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『詩と人生』荻原井泉水

1972年8月15日に第一刷が発行。潮文社。219ページ。ハードカバー。127mm×188mm。四六判。前半は松尾芭蕉を中心に、後半は尾崎放哉や種田山頭火などについて、といった構成の俳句、つまり「詩と人生」に関する随筆。
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『海の旅路 中也・山頭火のこと他』中原呉郎

1976年6月12日に第一刷が発行。昭和出版。302ページ。ハードカバー。127mm×188mm。四六判。弟・中原呉郎が兄で詩人の中原中也について、また交流のあった俳人・種田山頭火についての文章をまとめた作品集。
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『私の上に降る雪は』述・中原フク/編・村上護

1998年6月10日に第一刷が発行。講談社学術文庫。300ページ。副題は「わが子中原中也を語る」。母親・中原フクが息子であり詩人であった中原中也について語り、村上護が編集したノンフィクション作品。
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『兄中原中也と祖先たち』中原思郎

1970年7月15日に第一刷が発行。審美社。235ページ。ハードカバー。128mm×182mm。B6判。弟・中原思郎が豊富な逸話や資料を活用して、兄で詩人の中原中也と中原家の祖先について、詳細をまとめた作品。